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03 レイアウト

庭のレイアウト作成

明確な意図を持って住宅の屋外空間を計画するための、実践的なステップを紹介します。

上空から見る機能的な庭のゾーニング

まずは観察から始める

レイアウトを考える前に、まずその場所をよく観察することが何より大切です。一日のうち異なる時間帯にその空間を歩き、日の当たり方や風の抜け方、既存の樹木の位置、残したい眺めや逆に隠したい眺め、そして現在人がどのように動いているかを丁寧に記録していきます。

この観察の段階を省略してしまうと、後から「思っていたのと違った」というズレが生まれやすくなります。実際に何度も足を運び、季節や天候による変化も含めて理解しておくことで、その土地の個性を活かしたレイアウトが可能になります。

主要なゾーンを定める

観察を終えたら、次はその空間で行われる主な活動を洗い出し、ゾーンとして整理します。玄関まわり、食事や団らんのための場所、園路、植栽エリア、物置などの実用スペース――それぞれのゾーンは独立した機能を持ちながらも、使用する素材や視線の通り方を通じて、全体としてひとつながりに感じられるようにまとめていきます。

食事・瞑想・植栽ゾーンを備えた裏庭

ゾーンとゾーンの境界は、必ずしも塀やフェンスのようなはっきりした仕切りである必要はありません。舗装材の切り替えや、植栽の高さの変化、あるいはわずかな段差だけでも、十分にゾーンの違いを感じさせることができます。

動線を試してみる

頭の中や図面上だけで計画を完結させず、実際の敷地で動線を試してみることをおすすめします。人がどのように歩き、どこで立ち止まりたくなるかは、実際にその場に立ってみて初めて分かることも多いものです。

良い進め方

特定の植物や石を選ぶ前に、簡単な「バブルダイアグラム」(用途ごとの円を描いた簡易図)を作成しましょう。

ヒント

紐や杭を使って、実際の敷地で小径や座る場所の位置を試してみましょう。